« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »

2006年6月14日 (水)

人は聞きたい事を聞く。

今日バイトにて。

僕「うぅ、おぉぅ」
女の子「Jonさん、気持ち良いですか?」
僕「お〜いぇ〜」
女の子「このブタ!」

何をしてたかって?僕がホールで歌ってたのを聞いた中国人の女の子。その子が言いたかったのはこの台詞。

「Jonさん、機嫌良いですね!」
「この歌!」

ちょっと変わるだけで、何て嫌らしい会話になるんだ!僕も英語を話すとき、こんな事が多くあるんだろな。気をつけにゃあ…。

勿論正しい言葉を教えたのは言うまでもない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年6月10日 (土)

イギリス医療事情

これは実際にあった話の記録である。
送られてきたメールをそのまま載せてみたので、
まずは読んでみて欲しい。


やあJon、久しぶり!元気でやってる?
俺はまぁ元気でやってるよ。俺は、ね。
こんな思わせぶりな事を書いたのにはちょっとした事情があってな。いや、実は結構ショッキングな出来事があって、今日はそれを話したくて。

彼女ができたって言うのはもう言ってあったよね?実はその彼女がいきなり盲腸になってまったんよ。。。今だから笑い話にできるけど、その時はあの子めっちゃ大変やったわ。この国の医療事情はもう最悪!!絶対こっちで病気になるものかと、俺は心に固く誓ったね。

この前あの子が遊びにきた時にそんな事になったんだけど、初めは夜寝る前からお腹痛いって言ってて、まぁ一晩様子を見てはみたんだけど、次の日になっても治らないわけよ。むしろ段々激しくなっていくようでさこの時点ではまだ盲腸なんてお互い考えもしなかったんだけどね。ただあんまりにも痛みがひどくなっていくから、勇気を出して夜中に救急車呼んだけど、一旦来るとか言ったくせに、いきなりかけ直してきて忙しくて出払ってるから来られない、タクシーで近くの病院に行けとか言いおった。。。

信じられる?日本で言う119がだよ?!タクシーにしぶしぶ電話したけど、どこも夜間サービスやってないとか言われるし、しょうがないから番号案内に電話して調べてもらったんね。そしたら一件見つかってそのまま転送してくれるたわけよ。すぐにつながって、病院名を言ってお願いしようとしたらさ、話が何か食い違ってておかしいんよね。どこからかけてるんだと言われて住所を言ったら、都市はどこなんだと言われ、もちろんロンドンと答えたら、、、

なんとそこはオックスフォードのタクシー会社でやんの!!

何なんだ、この国は。。。もうあまりの出来事に一人パニックに陥りそうになってたら、その日偶然泊まりに来てた友達が最寄り駅まで走ってくれて、ようやくタクシー捕まえて病院に行ったんだけど。もう持つべきものは友だと、この時心から思ったわ。

病院着いてすぐAccident&Emergencyに駆け込んだと言うのに、めっちゃ混んでて待たされて、病院着いたの3時なのに、ドクターに会ったの朝5時過ぎ。しかも、そこから入れ替わり立ち替わりいろんなドクターが来るワケよ。ちょっと見ては簡単な説明をしてその場を去り、また別のが同じような事を繰り返し、という具合やった。何人目かのドクター(確か女医さん)がようやく盲腸との診断を下し、即入院という事になってさ、これで一安心と思ったんだけど、やっぱり一筋縄じゃいかないんだね、これが。

手術室が空かないから、今日はできないといきなり言われたんよね。確か盲腸って、放ったらかしにしとくと腹膜炎で死ぬんじゃなかったっけ?そんな、殺す気か!と思って食らいついてみたものの、無理なものは無理、とすげなく断られて・・・。

次の日になって聞いてみても、まだ無理だから明日まで待てとか言いおって、もういい加減腹立ったから騒いだろかと思ったらさ、ようやくここで向こうが折れて、じゃあこの時間に手術をするから、と10時にようやく手術を受ける事ができたんよ。

でも手術が終わったからと言って安心できないのがこの国で、手術の翌日の昼食を見てびっくり!普通の病院食。元ナースだった彼女に聞くと、日本だったらまだおかゆ、しかも緩いやつレベルのものしか食べないらしいのに。あり得んて。「あなたもナースだったからわかるでしょ、なんて言いおってさ。

いきなりの通常食と日本人には強すぎる薬のせいで、もう吐くわ具合悪いわで大変だったんよ。病院にいたら逆に殺される!と冗談でなく思ったりして、ドクターに掛け合って退院を勝ち取って一件落着。しばらくその後、うどんやらおかゆやら色々作って看病して、途中一度病院に行ったくらいで終わったけど、お腹には大きな傷が残ってしまったし、もう医療事情は最低といって良いくらいだと思うわ。

教訓としては、必ず医療保険には入ってプライベートの病院に行け、と。あんなん患者が辛いだけやって。プライベートはいい、目が優しい。

じゃあまたメールするわ、こんな事にならんよう、体には気をつけてな!


自分の国以外で病気になると、ただでさえ心細いだろうに・・・。そんな事があるともうその国自体が嫌いになってしまいそうだ。。。イギリスに長期行く女の子、まず盲腸を取ってから行った方が良いかもね。これから行く人達に、幸運を!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月 5日 (月)

ヨシオ。

ヨシダさんという人がいる。ものすごくおかしな人で、彼にまつわる伝説は数多くある。このブログを読んでくれているようだし、話題になればきっと喜んでくれるに違いない。

彼との出会いは二年程前、渋谷のとある派遣会社の事務所だった。当時僕は常勤だったビック本店を引き揚げ、ラウンダーとして色々な店を回っていた。そんなある日、新しく入った子達に研修してやってくれと事務所へ呼ばれた。そこに彼はいた。

基礎知識の研修が終わっていた彼らは、次にロールプレイをする段階だった。そしてそのロールプレイは、彼の舞台と化してしまった。

二人一組でやるロールプレイは、店員役が客役の案内をして売る練習をするもので、これがまたなかなか恥ずかしい。ある程度の演技力も必要となってくるのだ。

基本的に店員役の売り方を練習するこれは、話の仕方や流れ、仕草なんかをチェックして、悪ければ途中で止めて修正する。そこで彼はやってくれたのだ。

その時彼はお客さん役で、あまりカメラは知らないけど見に来た、という設定だった。客役はそんなに難しいものではない。しかし…。

店員役「…ですので、お客様にはこちらがお勧めですね。」
ヨシオ「そっかぁ。でも両方良いなぁ。どうしよう。」
店員役「どちらも良いですからね。使い方に合うのは…」
ヨシオ「良し決めた、両方下さい!」

チーン(鐘の音)

僕 「ありえません」

客役をやって止められる、珍しい人だ。他にもまだある。

店員役「いらっしゃいませ。」
ヨシオ「ねぇ、あのカメラある?タッキーがCMしてるの!」
店員役「こちらでしょうか?」
ヨシオ「これこれ!すごく良いですよね!!」
店員役「えぇ、このカメラは…」
ヨシオ「(聞いてない)そう、あんな風に撮りたいんです!横っ飛び!!」

ジャンプ!

チーン(鐘の音)

僕 「真面目にやってください。」

しかし彼は大まじめなのだ。僕らを爆笑させながら、いつでも本気。おかしな人だ。

他にもある。アメリカ留学一ヶ月ほど前に会い、連絡先お互いに知らないのに「最近連絡くれないんだもん」と宣ったり、アドレス教えて二日後、午前3時に「おはようございます」とメールがきたり、それを言うと「いや、時差が…」とトチ狂った事を言う始末。

こんなおかしな人はそういないだろう。なんだかんだで、結局愛されている彼は良いキャラをしている。シェアして一緒には暮らしたくないけど。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年6月 2日 (金)

大充実!

最近どうも忙しい気がする。そんなハードにやってたかな、とこの一週間を振り返ってみた。

まず週末は久々に旅行をした。大阪へ行き友人に会い、吉本で大笑いし、食い倒れ、不思議にウマの合う友達までできた。金曜の夜バスで東京を出て、月曜の朝また戻るというスケジュールで、楽しい時間は嵐のように過ぎていった。また、半年後に行くのだ!

帰って来た月曜、夜に友人のライヴがあった。今一人で活動している彼は、ギターをつまびき伸びやかに歌う。ハートのこもった歌が、心にストンと落ちてきた。素直に歌う事っていいな、と思えるライヴだった。あぁ、またCD出してくれないかなぁ。

次の日は研修、昨日のライヴに触発されての独りカラオケ、そしてバイト。終電で帰宅。

水曜は研修後、派遣の仕事を紹介した友人が、メーカーとの面接が不安だと言うから、研修の後本八幡へ。練習に付き合いレクチャーをして、ある程度話せるようにもっていく。何とか水曜のうちに帰宅できて良かった。。。

そして今日、一旦火が入るともう止まらない。昼はまたしても独りカラオケ、今度はBon Joviを歌ってみる。原曲キーで、あまり喉を使わないようにして。
するとある程度歌えることに気付く。よしよし、完全体になるまで後少し。待ってろよ!

おぉ、なかなか忙しそうな日々じゃないか。どおりで今日はとても眠い訳だ。。。でも何だろう、この満足感。ある程度忙しい方が、やっぱり楽しいのかもしれない。

そうか。今、僕は幸せなんだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月 1日 (木)

噛むほどに 味が出てくる JAYWALK。

今でこそ僕はBon Joviに心酔し、彼らの為なら人生を投げ打てる!と言うくらいのコアなファンなのだが、その昔僕にはもう一つハマったバンドがあった。その名はJAYWALK。

きっかけは中学の時、母親が「何も言えなくて・・・夏」のCDを買ってきて、ヘヴィーローテーションでかけはじめた事だった。子供ながらに何か感じるところがあったのだろう。妙に気に入ってしまった僕は、小遣いをかき集めて彼らのCDを買った。

音楽の時間は好きだったが、そうやってCDで誰かの歌を聴くという事はあまりしていなかった僕。隣にあった姉の部屋から流れてくる曲を漏れ聴く程度。CDを自分で買う時点で僕にとっては大事件。こうして音楽に対する僕の扉は開かれた。

僕を更に駆り立てたのは、この当時人気に火が点き始めたカラオケだった。CDを聴いて覚えた歌を教室で歌ったりしていたのだが、ある時友達からかかってきた一本の電話がその後の僕を変えてしまった。

「今からJ-WALKでも歌いに来ない?」この一言に、最初僕は友達の家でCDをかけながら歌うのかと思っていた。どのCD持っていこうかな、と言った僕に、友達は笑いながら言った。「カラオケに行くんだからCDはいらないよ」と。

当時はまだ純情でうぶな田舎の中学生。カラオケなんて行った事も無かった。ちょっと不良の香りがしたというか、自分にこうして関係してくるとは夢にも思っていなかった。それがこうしていきなり飛び込んできたのだ。かなり緊張しながら待ち合わせに向かった僕。親にもカラオケに行ってくるとは言えなかった。

ものすごく緊張しながら受付を済ませ、部屋に入った僕。一番最初に歌ったのはマッキーの「もう恋なんてしない」だったが、声変わり前の僕にとっては低音部がきついくらいだった。声質がそのままに、あのトーンが今出せたらどんなに良い事か・・・。

段々歌ううちに皆固さがとれ、のびのびと歌い始めた。T-BOLAN(だっけ?)やDEEN、WANS(だっけ?)とか、皆がはやりの曲を歌う中、僕は一人でJ-WALK。憑かれたようにJ-WALK。好きなアーティストの曲を、こうして歌えるってなんて素晴らしいんだ!と感動に打ち震えながら僕は歌っていた。

この日から、僕のカラオケ人生が始まったと言ってもいいだろう。歌う事の楽しさに目覚め、定着し、生きる事の一部となった歌。その原点は、彼らJAYWALKだったのだ。

ささやく事しかできないという、ある意味「死」に近い状態から復活した今、原点回帰をしてみたくなった。まだ60%くらいの回復度のおかげで、完璧な声が出ないという背景もあったが、あの時の新鮮な気持ちを取り戻したい。それが今回の目的だった。

セットリストは以下の通り。

1. 雨にも風にも
2. 言えなかった言葉を君に
3. 「俺...」
4. 君にいて欲しい
5. 心の鐘を叩いてくれ
6. SHE SAID...
7. WINNER
8. JUST BECAUSE
9. 誰よりも優しくて
10.失くしてしまった手紙のように
11.何も言えなくて...夏
12.RELAY RUNNER

ライヴはまず、軽快なナンバーで幕を開けた。どんな時でも負けない気持ちでいる事の大切さ、負けたとしてもその負けた事自体の大切さ、そしてまた立ち上がる強い気持ちを持つ事を持とうという熱い曲である。

喉の調子も良く、ノリノリで歌うJon。休養前に比べて高音部がやや出にくいようではあったものの、その熱さは全く失われていない。全身全霊をかけて歌っている。早くも(想像上の)観客もヒートアップしている。

続いて始まったのは、失恋の痛手を癒そうとしながらも癒せない、寂しさを歌ったナンバー。男だったらこんな気持ちになった事はあるんじゃないだろうか?そう言えば、(脳内の)会場を見てみると(脳内の)観客はほとんどが男だった。

歌い終わったJonは一度喉を潤した後、「(昼だけど)こんばんは、JAYWALKです」と挨拶。「今日は僕らの夢の一つだった『武道館でコンサート』、しかもこんなに大勢の人が来てくれて、本当にどうもありがとう!」と思いを語ってくれた。そうか、ここは武道館だったらしい。

そして落ち着いたイントロから始まったのは、Jonが最も熱く歌い上げる名曲、「俺...」。自分に心を寄せてくれていた恋人、その信頼がどのくらいに固いものだったのか。その全てが過去形で綴られていく。あまりに切ないそのラストでは、会場のあちこちでこらえきれずに涙する人が多かった。

次に始まった曲は、彼らの歌の中でもキャッチーで親しみやすいナンバー。不器用ながらも愛そうとする男の感情がストレートに伝わってくる。さっきとは変わって明るい曲に、会場もまた揺れた。

汗だくになりながら始まった次の曲は、人生に対する姿勢を歌った佳曲。間奏と秋霜では「ウォ〜ウォウォ〜」と合唱が起こる。歌っているJonもとても嬉しそうだ。恐らくライヴ前には不安もあった事だろう。しかしその心配は全くの杞憂に終わり、心からライヴを楽しんでいる。いい雰囲気だ。

続いての曲は、他とはちょっと雰囲気の違う曲に仕上がっていて、消えてしまった彼女を探して見つからず、男と女の関係について考え直しているところに、最後彼女の気持ちが語られる、というもの。恋人との間で手を抜いたり、安心しきっていないか、はっとさせられる曲だ。

ライブもいよいよ中盤にさしかかり、ここで始まったのは数少ない英語曲であるWINNER。何者も自分を止められないと熱く歌うJonは、まぎれもない勝利者だったと思う。

若干の中断(イントロの間に行ったトイレ)があり、始まったのは彼らのデビュー曲。熱い、熱すぎるこの歌い方!「歌よ!魂よ!!」とばかりに気持ちをぶつけるJon。「今ならお前を愛する事も、憎む事もできるだろう」の部分がやけに印象に残った。

次に始まったのは、失恋のテーマソング。今まさにフラれようとしているその時を歌ったこの曲に、自身と重ね合わせ涙する男の多い事(頭の中では)。自分自身が過去に失恋した時、この曲をカラオケで歌ってきただけに良く分かる。さぁ、泣くがいい。

更に曲は続く。忙しさ故のすれ違い、そして彼女との時間が減り顧みる事も少なくなっていった自分。そんな自分から離れてしまった彼女。何もできなかった自分を悔やみつつも、どれだけ失って初めて気付いたその大切さ。彼女の事はずっと忘れない・・・。

そして流れたこのイントロ、ついに来た!彼らのナンバーワンヒット曲、何も言えなくて...夏!!「世界中の悩み一人で背負ってたあの頃」というフレーズがすごく好きだったなぁ。深刻に悩みすぎて、そんな気持ちになった事もあったっけ。でもそこまでの大きな悩みなど自分が持つはずはない!と思って楽になった気がする。コーラスの部分はもう会場が大きく揺れるほどの大合唱となっていた。

早くも次はラストの曲、何がくるのかと思ったら、意外な曲が流れてきた。父から子へ、語りかけるようなこの歌。「お前のオヤジには、俺がなると決まってたのさ。俺にできるのは、生きてみせる事。」自分の生き様をしっかりと目に焼き付けさせる。その為にも恥ずかしい生き方などできるはずはない。きっとJonはそう言いたかったのだろう。最後にふさわしい曲だった。

全体的に高音部が弱く、時に揺れたり裏返りそうになった事もあったが、あの熱さはやはり見物だと思う。ここまで熱く歌える人はそうそういないはずだ。

Jon復活。そのパフォーマンスが何よりの証拠だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »