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2006年2月19日 (日)

ご無体な・・・。

今日は久々に、某都内カメラ量販店で働いてきた。約1年振りの復帰である。久しぶりに入った売り場は、何と言うかとても居心地が良かった。今日は僕が以前常勤で入っていて、とても地獄のような日々を過ごしていたところだったのだが、なんとこの環境が変わった事か!

お前の体なら俺の拳にも耐えられそうだなと、入った当初から度々その拳を見舞われた主任のNさんが別の店へ既に移動していた事が一番の要因かもしれない。売り場も程よく狭く、とてもお客さんと話しやすかったのだ。

もともと丁寧な接客をするタイプではあったので、今日一日の販売応援ではあったが名刺を求められたりと、客商売の楽しさを再度実感した一日だった。

しかし、この店に来るとどうしても尻をブロックしてしまう自分がいる。昔ここにあった危機が、未だに僕の脳裏に焼き付いているのだろう。

2003年夏、僕は一眼レフカメラの販売員としてこの店に派遣された。まだ右も左も分からぬ、研修終えたての24歳。僕は店に入って色々な人とコミュニケーションを取りながら、早く売り場に馴染もうと必死だった。そこで出会ったのがNさんだったのだ。

彼は確か、僕と同年代だった。結構仲良く話しかけてくれたのも、そうした年代の近さからくる親近感だと思っていた。しかし、ある時から何かがおかしいと感じられるようになったのだ。

最初はただの冗談だと思っていた。自転車競技を昔やっていたと話した時に、「そうなんですか?じゃあ結構下半身も鍛えてますね」と尻を触られたのだ。「お、良いケツしてるじゃないですか」とNさん。「いやいや、そんな事無いです。」と返しておいたのだが、この対応がまずかったのだろうか。ここから全ては始まったのだ。

その数日後、ガラスケースの鍵を持っていた僕のところへNさんがやって来て、鍵貸して下さいと言いながら尻を触ってきたのだ。「何触ってるんですか!」と振払いはしたのだが、「Jonさん、良いケツしてますね〜」とのたまう始末。それ以来、ちょくちょくNさんは僕のところへ来るようになった。

元々Nさんはデジタルカメラコーナーで、僕は一眼レフコーナー。場所が隣同士とは言えあまりデジカメコーナーの人がこっちへ来る事は無かったのに、Nさんは何かと理由を付けてこっちへ来るのである。

大体の場合彼は鍵を借りに来たのだが、その度に尻を何度も触られた。しかもそれは段々とエスカレートして、下手をすると僕が接客中にも拘わらず尻を触る始末。怪訝そうなお客さん、必死でフォローする僕。違うんだ、僕はストレートなんだ!女の子が好きで好きでしょうがないんだ!!

そんなNさんの迷言はこれだ。「Jonさん、ホントに良いケツしてますね。尻こ玉抜きますよ?」・・・カッパ?確か抜かれると死んでしまうのでは??お、お助け。。。

Nさんはいい気なもので、そのうち僕の事をコダマッチとか呼び出す始末。ホントに抜かれてしまうのだろうか・・・。おびえて暮らす毎日に、しかし一筋の光明が。後任者が決まったのである。

もともと僕は単なるつなぎ役として3ヶ月、後任が決まるまで店に入るという予定だったのだが、なかなか良い人材がいなかったようでそれが延びていたのだ。彼女ができた時も、一番に話したにもかかわらず尻を触り続けるNさんに、そろそろ本気で身の危険を感じ始めていたので、この話に僕はとても喜んだ。

僕  「Nさん、僕今度の12月いっぱいで店辞めるんですよ。お世話になりました。」
Nさん「えぇー、そんな・・・。これから一体誰のケツを触れ」
僕  「知りません。」

そんなこんなで自由の身になる僕に、最後の災厄は降り掛かってきた。ある時、僕がカメラのコーナーで立っていると、後ろからNさんが音も無く忍び寄ってきた。そして一言「Jonさん、鍵貸して下さい。」とともに、何と彼はズボンの前ポケットに手を突っ込んできたのである。

僕  「ぎゃー!!!」
Nさん「あ、間違えた」

・・・穢されてしまった。その夜、僕は初めて涙で枕を濡らした。

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